年明けてしまいましたが、昨年の音楽総評を行いたいと思います。
下の記事
アルバムランキングTOP10とあわせてご覧ください。
では続きで。
最優秀アーティスト
GARNET CROW
次点:SeanNorth、宇多田ヒカル
シングル4枚とアルバムの発表、それと2公演ながらもライブの開催を評価。
一部の曲のレベルに満足はしなかったが、その分新境地も開拓できた年であったと言える。
次はこの活動をどう踏み台として越えられるか。
早速2月にシングルが出るが、ライブで聴いた感想としては越えられたものではない。例年のごとくアルバム前シングルで高いレベルのものを発揮してくれることを期待するが、それでは毎度のシングル曲とアルバム曲の方向性が揃わないことも考えられる。
当然期待するのはそれを感じさせない高水準のアルバム発表。
今回のこの結果は来年の期待も掛かっている。
時期的にアルバム発表がまた来年になるかもしれないが、その際はそれまでのシングルなどで評価しようと思う。
最優秀新人賞
SeanNorth
次点:なし
今年の最優秀アルバムである「Story Neverend」の出来のよさだけで充分選出できる内容であったが、公開録音で間近で観たミニライブもよかった。
今後の活動が一層楽しみである。
最優秀作曲者賞
佐々木久夫(SeanNorth)
次点:中村由利、梶浦由紀
アルバムには高いレベルの曲が収録され、曲のレベルに関して欠点はなかったことを評価。
最優秀編曲者賞
佐々木久夫(SeanNorth)
次点:なし
アルバムにおいて、「キャロラン」「Lifetime is Ragtime」などのポップな曲から「千年樹」といったプログレ的曲まで幅広く編曲をこなせたことから選出。
最優秀楽曲
「キャロラン」SeanNorth
ポップスとして高すぎるレベルの曲であるこの曲を選出。
メロディーの明るさとアレンジの妙、ボーカルの伸びやかさとすべてが揃った曲。
優秀楽曲
・「言葉ひとつ」「千年樹」「final your song」SeanNorth
・「まぼろし」「Anywhere」「籟・来・也」GARNET CROW
・「BLUE」「Making Love」宇多田ヒカル
・「new world」中ノ森BAND
・「手をつないで」ユンナ
・「DREAM TALE」FEEL SO BAD
・「風の記憶」熊木杏里
・「Silly-go-round」FictionJunction YUUKA
・「紙ヒコーキ」植村花菜
管理人特別賞
植村花菜
1stアルバムの出来のよさと、その後のシングル曲の方向転換の出来と活動振りを評価して選出。
がっかり賞
曲部門:今宵エデンの片隅で(GARNET CROW)
単調なサビメロと強引な展開が酷かった曲。
次点:もうちょっとサガシテみましょう(GARNET CROW)
アーティスト部門:上木彩矢
満を持してのメジャーデビュー以後の曲はどれもこれも不発。
これをガッカリといわずしてなんという。当たり前の選出。
次点:FREENOTE
いくらなんでも新曲の発表なしは評価に値しない。
以上です。
注釈を加えておくと、今年参加したライブはSeanNorthのミニライブとGARNET CROWの東京公演のみなので行いません。
またガッカリ賞は、元々の能力とギャップがあるもの、期待度が高かったものを選出しました。
純粋に曲のレベルだけで判断してはいないつもりですが、結果的にそうなっている可能性がないとはいえません。
さていかがでしたでしょうか。こんな結果になりました。
年明けてしまいましたが、今年も様々なアーティストの活躍に期待していくとしましょう。